資格停止明けの古賀淳也が全体1位 2年4カ月ぶり復帰に充実感「本当にうれしい」
「競泳・東京都特別水泳大会」(29日、東京辰巳国際水泳場)
ドーピング違反による資格停止期間が5月で終了した古賀淳也(スウィンSS)は約2年4カ月ぶりに競技会に出場し、非五輪種目の男子50メートル背泳ぎを25秒04で制した。
資格停止が解けた古賀が2年4カ月ぶりに復帰し、「特に緊張することなく臨めた。本当にうれしい」と充実感を漂わせた。ドーピング違反判明当時は「死ぬのがすぐ隣にあった」と振り返り、周りからみても「異常な行動をしてしまうんじゃないかという状態だった」という。どん底を乗り越え、久々のレースで25秒04で全体1位。「反省はすぐに浮かんだ。意欲、向上心はまだまだある」と貪欲だった。