大橋悠依「6割くらい」新スタイル模索中の200平泳ぎで全体4位
「競泳・東京都特別水泳大会」(30日、東京辰巳国際水泳場)
女子200メートル平泳ぎが行われ、19年世界選手権(光州)で400メートル個人メドレー銅メダルの大橋悠依(24)=イトマン東進=が出場し、2分28秒57で全体4位だった。
6月頃から股関節や内転筋に故障があり「ガツガツ繰り返して泳ぐ練習はあまりできていない」と現状を明かす。現在はリハビリをしながら練習を行っているという。
また、最近は平泳ぎを力んで泳ぐことが多くなり、専門種目である400メートル個人メドレーではバタフライ、背泳ぎの後の平泳ぎで腕が疲れて「うまく泳げないことがある」と大橋。そのため、現在は「体重移動で前に進む泳ぎを」と効率を重視した平泳ぎの新スタイルを模索している。イメージは「無駄な力が入っていなくて、上体が今より低くて、きれいに波に乗っているような感じ」と2017年、18年の自身の泳ぎという。
「力を抜いて泳ぐ感覚を体に染みこませるのが大事。それが今回多少戻った」と今大会を振り返り、完成度は「6割くらい」とした。理想の泳ぎを追求し、調整を続ける。