萩野公介 復帰後一番の手応え「先の見えるいいレースだった」
「競泳・東京都特別水泳大会」(30日、東京辰巳国際水泳場)
男子200メートル個人メドレーは、不振による休養からの完全復活を目指す萩野公介(26)=ブリヂストン=が1分58秒20で全体1位だった。自身が持つ日本記録1分55秒07には3秒13及ばないものの、2月のコナミオープンより約1秒タイムを縮め「復帰以降だと一番いい泳ぎだったかもしれない」と手応えを口にした。
拠点の東洋大では実戦代わりにタイムトライアルを複数回実施してきたが、一度も2分を切れなかったという。それでも、前半から積極的な泳ぎを見せ、28日に瀬戸大也(ANA)が記録した1分58秒62を上回った。
「大会も違うし、それぞれの調整具合もある」としながらも「先の見える、次につなげられるいいレースだった」と前向きに振り返った。