森喜朗会長 大臣2人に皮肉エール「最後の公式行事とならないよう…」五輪聖火展示式

 東京五輪・パラリンピック組織委員会、日本オリンピック委員会(JOC)は31日、東京都新宿区で、来夏の大会に向けた聖火展示セレモニーを開催した。組織委の森喜朗会長(83)は「この聖火が来年約1万人の聖火ランナーによって引き継がれ、開会式で聖火台に点火され、大会を大成功に導けるように努力したい。引き続き、安全安心な大会開催に向けて皆さまと緊密な連携をして準備を進めたい」と、あいさつした。

 また、政府からは橋本聖子五輪相、萩生田光一文科相が出席した。28日には、東京五輪の招致段階から成功へ強い意欲をみせてきた安倍晋三首相が電撃辞任を表明したが、森氏はあいさつの最後で「閣僚はこれが最後の公式行事にならないようにと願っております」と“皮肉エール”で笑いを誘った。

 萩生田文科相は「私も橋本大臣も今日が最後の公務とならないよう、しっかり力を合わせて頑張ることをお誓いする」と呼応した。

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