ハンド女子のイズミ、北国銀行の7連覇阻止だ 堀川主将「日本一目指す」5日初戦
ハンドボールの日本リーグが開幕し、女子のイズミメイプルレッズ(広島市)は9月5日、広島市のコジマホールディングス中区スポーツセンターでHC名古屋との今季初戦を迎える。
今季は日本代表の堀川真奈(26)が新主将となり、新たに3選手が加入した。日本代表GKの板野陽(27)も故障から復帰した。コロナ自粛期間中は全体練習が中止となり、各自が個人練習に励む一方、親会社のイズミ各店では学校の休校に伴い、パート不足が深刻化。選手も店舗に出て業務を手伝った。
全体練習は6月から再開。堀川は現在のチーム状態について「練習不足で落ちていた体力も戻ってきたし、開幕へ向けて気持ちも上がってきて、仕上がりはいい。プレーオフに進出して日本一を目指したい」と意気込んだ。中山剛監督(50)も「1試合1試合、成長しながら最終的には一番上にいけるように」と力を込めた。
リーグ戦は9チームが2回戦総当たりで争い、上位4チームがプレーオフに進む。昨季3位だったイズミの武器は2季連続リーグ最少失点の堅守だが、今季は攻撃力アップも掲げ、北国銀行の7連覇阻止を目指す。リーグ戦は無観客試合が増える見込みだが、広島での試合は入場制限を設けて開催される予定。また、日本リーグの公式サイトでは全試合をネット中継する。