ソフトボール・上野由岐子 5カ月遅れのリーグ開幕に「やっと試合ができる」
日本女子ソフトボールリーグは4日、5日に開幕する1部リーグ後半戦の前日記者会見をオンラインで行い、昨年リーグ優勝したビックカメラ高崎のエース・上野由岐子(38)などが参加した。前半戦の全試合が新型コロナの影響で中止になったため、約10カ月ぶりの試合となる。上野が所属するビックカメラ高崎は、6日(大和スタジアム)に昨年3位の強豪・トヨタ自動車と対戦する。
例年は2回総当たりだったが今リーグは1回総当たりで、12チームがそれぞれ11試合を戦っていく。開幕節と決勝トーナメントのみ有観客で、そのほかは無観客で行われる。
5カ月遅れのリーグ開幕に上野は「やっと試合ができる。楽しみなのと、あとはうれしい」と喜びを語った。例年よりも試合数が半減したことにも、「全部勝つつもりで1戦1戦プレッシャーを自分たちにかけながら戦っていけたら」と全勝優勝に意欲を示した。
開幕節はインターネットでライブ配信される。上野は「どれだけ試合を楽しめるか」を今リーグのテーマに挙げ、「見に来られないファンにどう映像を通して伝えていくかも考えながら試合をしていけたら」と、ファンを気遣う一面も見せた。