東京五輪へ年内にコロナ対策とりまとめ 武藤事務総長「感染症克服は五輪の原点」

 来夏に延期された東京五輪・パラリンピックに向けた新型コロナウイルスへの対策を検討する政府、東京都、組織委による調整会議の初会合が4日、総理官邸で行われた。アスリートの出入国の問題や、選手村、競技会場の運営方法、医療体制、観客の感染対策などを話し合う。この日は論点整理が行われ、今後、11月までに4度会議を開き、年内にとりまとめを行う。

 会議に出席した大会組織委員会の武藤敏郎事務総長(77)が都内で取材に応じ「古代オリンピックも、平和と感染症克服を求めた神託が始まりだった。感染症を克服して開催することは五輪の原点だと思っている」とし、「国内外のアスリートが、これなら安心安全だと実感してもらえる案を作る」と力を込めた。

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