日本レスリング協会、世界連合への理事推薦を忘れるミス…提出期限4日過ぎ「無効」

 日本レスリング協会が今年6月、国際競技団体である世界レスリング連合(UWW)の役員改選に向けた理事候補の推薦を忘れてしまい、提出期限に間に合わず無効となっていたことが明らかになった。7日、理事会後にオンラインで会見した富山英明広報委員長が明らかにした。

 日本協会によれば、今年12月に予定されているUWWの役員改選に合わせ、日本協会の谷岡郁子副会長を女性理事の候補者として推薦する予定だったが、事務局のミスで提出期限の6月6日を過ぎた同10日に提出。しかし、UWWから「無効である」との通達がきたという。選出されるかはさておき、手続き上のミスで機会をフイにしてしまった。

 この日の理事会では、この件に関する顛末書が報告され、富山広報委員長は「事務局のミス。(推薦書の出し忘れ?)そういうことになる」と説明した。次のUWW役員選に向けて、改めて谷岡副会長を候補者として推薦する方針だという。

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