東京五輪・パラ組織委「勇気づけられる」プロスポーツ観客上限緩和の要望提出で
日本野球機構(NPB)とJリーグは8日、西村経済再生担当大臣宛てに、観客の上限緩和の要望書を提出した。政府も上限緩和を検討しており、11日に予定される政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で協議の末、最終決定される見通しだ。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは8日の記者会見で、プロ野球とJリーグが観客数の制限緩和を政府に求めたことについて「世の中に少しずつスポーツを取り戻そうとしていることに、非常に勇気づけられる」と述べた。斉藤コミッショナーが段階的な緩和は来年の五輪、パラリンピックに向けても参考になるとの考えを示したことに関しては「大変ありがたい。(新型コロナウイルス対策の)知見を学ばせていただきたい」と話した。