車いすバスケ・藤井主将、東京パラは「メダル獲得。それに尽きる」代表候補強化合宿
車いすバスケットボール女子で、日本代表候補チームの主将・藤井郁美(37)=SCRATCH=が9日、オンラインで取材に応じた。来夏の東京パラリンピックに向け「メダルを獲得する。それに尽きる」と意気込んだ。女子代表候補チームは9月7日から13日まで都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行っている。
東京大会の1年延期について藤井は「中止にならなくて良かった」と率直な思いを明かした。この1年では、選手一人一人のフィジカル強化を課題に挙げ「1年間続ければ、私たちが目指しているスピード感のあるバスケットにつながる」と理想とするトランジジョンバスケに磨きをかけていく。
08年北京大会以来の出場となる来夏の大舞台へ向け、主将は「みんなでレベルアップしていきたい」とさらなる成長を誓った。