走り幅跳び・橋岡優輝 リオ銅メダルと同記録・8メートル29の大会新で優勝
「陸上・日本学生対校選手権」(11日、新潟市・デンカビックスワンスタジアム)
男子走り幅跳び決勝が行われ、日本歴代2位の8メートル32の記録を持ち、昨年の世界選手権で8位入賞した橋岡優輝(日大)が8メートル29の大会新記録で2度目の優勝を果たした。
4本目で16年リオ五輪の銅メダル記録と同記録をたたき出し、思わず笑みがこぼれた。「4本目でやっと自分の思い描くような跳躍に近づいてきた。助走から踏み切りまでスムーズだった」。通常6回の試技を4回に減らして開催される中、自己記録に迫ってみせた。
10月には同会場で日本選手権が行われる。「日本新記録を狙っていける手応えを感じさせる跳躍」と自信は十分。五輪メダル獲得のためにも、まずは日本の頂点に立つ。