砲丸投げ 東海大・岩佐が初優勝「2年連続2番になりたくなかった」
2枚
「陸上・日本学生対校選手権」(12日、デンカビッグスワンスタジアム)
男子砲丸投げ決勝が行われ、岩佐隆時(東海大)が17メートル52で初優勝となった。
昨年は準優勝で、幸長慎一(四国大院)に同種目2連覇と、円盤投げとの2冠を許した。雪辱を果たし、「2年連続2番にはなりたくなかったので、1番になれて安心している」とうれしさをにじませた。
この1年でメンタルとフィジカルを強化。技術面では腰痛により練習できない時期もあったため、「技術的には去年のほうがよかった」としたが、「もし去年の感覚で投げられたら18(メートル)は軽く行った」と成長を実感している。
表彰式後には仲間がいる観客席に向かって笑顔でガッツポーズを見せた岩佐。今後は「19メートルが通過点になるくらいの選手になりたい」と日本記録の18メートル85越えを誓った。