城西大・水久保、インカレ2冠達成で「率直にうれしい」
「陸上・日本学生対校選手権」(13日、デンカビッグスワンスタジアム)
男子200メートル決勝が行われ、12日の100メートルで優勝した水久保漱至=そうし=(城西大)が向かい風0・6メートルの条件下、20秒75で優勝し、2冠を達成。2位には城西大の後輩・鈴木涼太が入り、ワンツーフィニッシュとなった。
ゴールと同時に右手拳を高く突き上げた。2冠を手にした水久保は「率直にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。レースを振り返り、「150(メートル)通過あたりで前に立つことができた。後半には自信があったので勝てると確信した」と納得の表情を見せた。
12日には「メインにしている」100メートルで自己ベスト10秒27を上回る10秒14を記録したが、「10秒0台をまず乗せないと勝負できない。日本選手権の決勝で戦うことを見据えて、もっと速くならなければいけない」と日本のトップ選手との戦いに意欲を燃やしていた。連日のレースで手にした栄冠を自信に、さらなる飛躍を目指す。