陸上・児玉芽生が自己ベストV3冠!過密日程の疲労克服し「自信に」

 「陸上・日本学生対校選手権」(13日、デンカビックスワンスタジアム)

 女子200メートル決勝までが行われ、19年日本選手権女王で12日の100メートルを日本歴代3位の11秒35で制した児玉芽生(めい・福岡大)が、向かい風0・8メートルの条件下、23秒68で初優勝した。100メートル、400メートルリレーと合わせて3冠を達成となった。

 児玉は3日間で8レースをこなす過密日程の中、200メートルでも存在感を示した。決勝で自己ベストを0秒12更新。インカレ3冠も達成し、「疲労で体が動かなかったけど勝てて非常にうれしい」と晴れやかに笑った。

 課題克服の3日間だった。過密日程は本来苦手で「1本集中して速度を上げることは得意だけど、本数を重ねると走れないのが弱みだった」。最終日も「だるさ、疲労があった」と話すほどだが、「質の高いスピードで走りきれたのは自信になったし、練習は間違ってなかった」と成長を実感した。

 前日は100メートル決勝で日本歴代3位の記録を樹立。東京五輪代表に一気に近づいた。今後は日本選手権制覇も見据える。「走りをよくすれば結果につながる」と気合は十分だ。

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