「大相撲秋場所・２日目」（１４日、両国国技館）

　日本相撲協会は１４日、秋場所後、横綱審議委員会の定期会合を再開する方針を示した。新型コロナウイルス感染防止のため３月の春場所後から２場所連続で中止となっていた。

　この日、芝田山広報部長（元横綱大乃国）が「横審はやる予定です。会合だけ。食事はできない。徐々にやれることを再開していかないと」と説明した。

　初日の１３日には場所前に感染対策の講習会も行った四柳宏教授ら専門家が国技館に来て各部署を視察。同部長は「足りないところを指摘していただいた。マスクを外しているお客さんがいたら、注意してくださいと。ものを食べることは、やはり唾液にはウイルスを含んでいるから、感染を増やす危険があると。館内でも早く食事をしてくださいと。警備の親方にはマスクを外しているお客さんにはソフトにお願いして守ってもらうようにと伝えた」と、放した。

　視察後には八角理事長（元横綱北勝海）ら協会執行部と玉ノ井部屋の集団感染など含め、相撲部屋の感染対策などに関し、会談も行った。