NBA八村、新人セカンドチーム選出 モラントが満票でファーストチーム
全米プロバスケットボール(NBA)は15日(日本時間16日)、新人のベスト5にあたるオールルーキーファースト(1st)チームを発表。新人王のジャ・モラント(グリズリーズ)や昨年のドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)らが選出された。日本人初のドラフト1巡目指名選手として注目されたウィザーズの八村塁はセカンド(2nd)チームに入った。
投票は100人のスポーツ記者と放送関係者により行われるもので、1stチーム票(2ポイント)と2ndチーム票(1ポイント)を各5人に投じて合計点で決定する。
モラントは昨年のドラフト1巡目全体2位で指名され、コートリーダーとして64試合に出場し、新人最多の1試合平均7・1アシスト、同2位の17・8得点を記録して新人王を獲得。投票結果は唯一の満票の200ポイントだった。18年ドラフト外でNBA入りしたヒートのケンドリック・ナンが1stチーム票98を集めて全体2位の計197ポイントだった。
八村はシーズン途中に味方選手の足が股間付近を直撃する不運なけがで、23試合を欠場しながら新人2位の6・1リバウンド、同6位の13・5得点。投票では全体8位タイにあたる10人から1stチーム票を得るなどして同10位の計74ポイントで2ndチームに入った。
投票結果は以下のとおり。
▽ファーストチーム
ジャ・モラント(グリズリーズ、D2位)200点(1stチーム票100/2ndチーム票0)
ケンドリック・ナン(ヒート、18年ドラフト外)197点(98/1)
ブランドン・クラーク(グリズリーズ、D21位)189点(92/5)
ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ、D1位)176点(87/2)
エリック・パスカル(ウォリアーズ、D41位)116点(28/60)
▽セカンドチーム
タイラー・ヒーロー(ヒート、D13位)115点(23/69)
テレンス・デイビス2世(ラプターズ、19年ドラフト外)96点(30/36)
コビー・ホワイト(ブルズ、D7位)90点(8/74)
PJ・ワシントン(ホーネッツ、D12位)88点(8/72)
八村塁(ウィザーズ、D9位)74点(10/54)