コカ・コーラがJOC、JPCへ寄付金約2700万円を贈呈 山下会長「有効に活用」
日本コカ・コーラは17日、6月から実施したアスリート応援キャンペーンで集まった寄付金の贈呈式を都内で行った。日本オリンピック委員会(JOC)と日本パラリンピック委員会(JPC)に、約100万人から集まった寄付金2747万2149円を贈呈。同委員会を通じ各競技団体に割り振られ、日本代表選手団の支援に充てられるという。
JOCの山下泰裕会長(63)は「大変嬉しく思うとともに、来年の東京2020大会へ向けた期待の大きさを感じた」とし「現場の選手たちの強化、活動のために有効に活用したい」と表明。またJPC鳥原光憲会長(77)は「来年の大会成功へ全力を挙げて取り組む」と話した。
車いすテニスで、全米オープン女子シングルス準優勝、ダブルス優勝を果たした上地結衣(26)=三井住友銀行=は、多くの支援を目の当たりにし「さらに頑張りたい気持ちが増えた。これだけたくさんの人たちが私達の試合を楽しみにしていただいているだとあらためて感じることができて、すごく嬉しかった」と感謝。競泳女子でリオ五輪代表の今井月(20)=東洋大=は「期待や応援に、自分の泳ぐ結果やパフォーマンスで恩返ししたいとあらためて思った」と話した。