メドベージェワとの師弟解消にオーサー氏「ちょっとショック」も「怒ってない」米報道
フィギュアスケートで、平昌五輪金メダリストの羽生結弦(ANA)などを指導するブライアン・オーサーコーチは17日、女子で平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(20)=ロシア=との師弟関係の解消について、米NBCの取材に応えた。
「エテリのもとに行くことは本当に突然だった。私は怒ってないし、恨んでもいない。誰も予見できなかったと思う」
メドベージェワは16日に18年平昌五輪後に袂を分かったエテリ・トゥトベリゼコーチとの師弟関係を復活させたことを発表した。オーサー氏はメドベージェワから月曜日に電話で「エテリのもとに戻ることを考えています」と言われたことを明かし「ちょっとショックだった」と、本音を吐露。ただ、コロナ禍によりロシアからカナダへの渡航ができないこともあり「一緒にいられないなら、私はあなたのために何もすることができない」と、理解を示し、師弟関係解消を承諾したという。
メドベージェワとの2年間については「私たちはいくつかの大きな進歩を遂げたと思う。彼女が本当にスケートと練習が大好きになるまで、軌道を戻すことができた」と胸をはり、「彼女を指導することは素晴らしい経験だった」と話した。