フェンシング江村美咲、全日本3連覇ならず「点が取りたい気持ちが先行した」
「フェンシング・全日本選手権」(18日、駒沢体育館)
女子サーブルは準決勝まで行われ、19年3月のW杯同種目3位で大会3連覇を狙った江村美咲(21)=中大=は福島史帆実(セプテーニ・ホールディングス)に13-15で敗れ3位に終わった。福島は26日の決勝で16年リオデジャネイロ五輪代表の青木千佳(ネクサス)と対戦する。
最後の1点を取られた江村はその場にしゃがみ込んだ。両者一歩も譲らない緊迫した試合に「焦りとか、点が取りたい気持ちが先行した。お互いどれだけ隙を作らないかの対決だった」と振り返った。
悔しい結果となったが、来夏には東京五輪が待っている。江村は「今回、メンタル面で課題を実感できた。そこと技術の細かいところを修正しつつ、まだ出場も確定していないが、(五輪が)あると信じて準備するしかない」と前を向いた。