フェンシング・松山恭助が決勝進出 全試合大差で快勝「自分自身を表現すれば…」
「フェンシング・全日本選手権」(18日、駒沢体育館)
男子フルーレは、同種目の日本代表団体主将の松山恭助(23)=JTB=が決勝に進出した。26日の決勝では2連覇を狙う永野雄大(中大)と対戦する。
準決勝までの3試合すべてで10点以上の差をつける快勝だった。試合を振り返った松山は「自分自身をフェンシングで表現すれば、そのあとに勝ちがついてくる自信があった」と満足した。
同種目日本代表の団体チームでは主将を務める。今後も国際大会などの開催は不透明な状況で、チームでは今大会に向けて調整を続けてきたという。松山自身も「この試合にかけてきた」と強い思いを明かす。
満を持して臨んだ決戦の舞台。26日の決勝は、昨年大会の準決勝で敗れた永野とのリベンジ戦となる。「やることは今日と変わらない」。来夏の東京五輪へ勢いづけるため、まずは日本一をつかみにいく。