フェンシング・辻 エヴァ仕様の剣で団体代表確実の2人撃破「自分の試合ができた」
「フェンシング・全日本選手権」(19日、駒沢体育館)
女子フルーレは準決勝まで行われ、2連覇を狙う辻すみれ(20)=朝日大=が東晟良(日体大)を15-12で破り、決勝進出を決めた。26日の決勝では昨年大会準優勝の菊池小巻(セガサミー)と対戦する。
準々決勝では15-4で上野優佳(中大)を破り、準決勝では東と、ともに東京五輪同種目団体で代表入りを確実にしている強敵との接戦を制した。辻は「最初から最後まで自分の試合ができた」と納得した。
大のエヴァンゲリオン好きという辻は、これまで紫一色だった剣の持ち手部分に新たにエヴァンゲリオンの模様を入れて試合に臨んだ。「初めてのエヴァンゲリオン仕様だったので気持ちが入っていた」と準決勝で15点目を決めた瞬間、全身を使ってほえた。
26日の決勝戦でも同じ剣を使用することを明かした辻。「2連覇できるように頑張りたい」とエヴァンゲリオンパワーで連覇を目指す。