琴奨菊は負け越し決定 5敗3休…幕内残留目安へ残り5番で3勝
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「大相撲秋場所・10日目」(22日、両国国技館)
西前頭11枚目の元大関琴奨菊(佐渡ケ嶽)は石浦(宮城野)に敗れ、2勝5敗3休となり、今場所の負け越しが決まった。
一度待ったの後の立ち合いで強く出た。しかし足が前に出ず、石浦の反撃にあうと最後は下手投げを決められた。
琴奨菊は2日目の明生(立浪)戦で左ふくらはぎを肉離れ。「左下腿肉離れで全治2週間の見込み」との診断され、3日目から途中休場した。しかし残り全休した場合、十両陥落は避けられない状況にあり、7日目から強行再出場している。
幕内最年長の36歳で05年夏場所以来15年間、幕内に在位。在位92場所は歴代7位となっており、幕内勝利も歴代6位の718勝を挙げている。幕内残留の目安と見られる5勝へは残り5番で3勝と、厳しい状況に追い込まれた。11日目は松鳳山(二所ノ関)と対戦する。