プルシェンコ氏がザギトワを引き抜き画策? エテリ陣営がインスタでやり取りを暴露
フィギュアスケート女子の平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(18)=ロシア=に対して、男子のトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏の陣営が引き抜きを画策していた疑惑が23日、浮上し、ロシアで話題を呼んでいる。
ザギトワを指導してきたエテリ・トゥトベリゼコーチのチームが運営するインスタグラムで、プルシェンコの妻であるヤナ・ルドコフスカヤ氏とザギトワのSNS上のやり取りを公開。「誰も勧誘してないって?」というメッセージとともに、批判した。
やり取りではルドコフスカヤがザギトワに、プルシェンコがオープンさせた施設やスタッフの魅力を伝え、「エフゲニーからあたなに伝えてほしいと頼まれた。彼はあなたのことを待っています」とメッセージを送っている。ザギトワは「オファーありがとうございます。でも私はエテリ・トゥトベリゼのもとに残ります」と、断っている。
プルシェンコ氏のもとには、昨季終了後に世界ジュニア女王のトルソワ、昨季のGPファイナルを制したコストルナヤなど有力選手がトゥトベリゼ陣営から移籍。同氏は引き抜きは否定し、「彼女たちの意思だった」としている。
現地スポーツ紙の「スポルトエクスプレスト」は、やり取りについて、ルドコフスカヤが「本物」であることを認めた上で、引き抜きの意図はなく、「ショーへの参加を求めたもの」と主張している。