競泳男子の東京五輪金メダル候補で、デイリー新潮で不倫が報じられた瀬戸大也（２６）＝ＡＮＡ＝が２４日未明、自身が所属するマネジメント事務所のホームページ上で謝罪コメントを発表した。

　瀬戸は「自分の軽率な行動により大切な家族を傷つけ、応援してくださっている皆様、関係者の方々、支援頂いている企業の皆さまに大変不快な思いとご迷惑をおかけしてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。

　自分の行動を猛省し、家族との今後についてはしっかり話し合いたいと思っております。本当に申し訳ございませんでした。」と直筆とみられる文書でコメントした。

　また、妻の優佳さんも謝罪した上で「今後、どのような形で皆様の信頼を回復していくことができるか、そして私たち家族のことについては、よく話し合っていきたいと考えております」とコメントを添えた。

　瀬戸は２０１６年リオ五輪の男子４００メートル個人メドレーで銅メダルを獲得。２０１７年に優佳さん（旧姓・馬淵）と結婚し、現在は２人の娘の父となった。昨夏の世界選手権では２００、４００メートル個人メドレーで２冠を達成し、東京五輪代表に内定していた金メダル候補だ。

　関係者は「驚いていたし、自分のやったことの重大さを感じたのではないか」と証言。次戦は日本短水路選手権（１０月１７、１８日・辰巳）を予定していたが、白紙にし、家族や関係各所との信頼関係の修復を最優先にする意向だという。