菅首相、64年東京五輪聖火リレーの伴走をしていた!組織委・森会長明かす

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、都内で東京五輪に向けた国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会をテレビ会議で開催した。25日まで行われる会議を前に、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長、東京都の小池百合子知事、橋本聖子五輪相らがあいさつした。

 森会長は、菅義偉首相が、安倍晋三前首相の下で長年にわたり官房長官を務めた経歴を紹介。東京大会の招致・準備に尽力し、新型コロナウイルス対策調整会議の立ち上げを含めて、東京大会の準備に深く関わってきたと説明した。

 さらに、菅首相について「新総理は1964年東京五輪の聖火リレーの際、聖火リレーの伴走をされた経験をお持ちのようである。五輪と大変ご縁が深いと考えている」とエピソードを披露した。

 また、安倍前首相について「前総理は招致、準備とも来年の東京大会の功労者。引き続き組織委員会で何らかの役職についていただき、一日も早く体調を回復され、バッハ会長、コーツ委員長と一緒に来年の開会式を迎えていただきたいと考えている」と語った。

 そして「実は今朝、安倍前総理にもお目にかかり、ただ今の話をしてきた。元気で、『一生懸命応援するよ』ということでありました」と打ち明けた。

 そして、東京大会に向け「オリンピック・パラリンピックの1年延期は史上初の出来事。だれも取り組んだことのないことだが、多くの皆さまに支えられ、職員一丸となって、一つの船に乗って頑張っていく」と、あらためて決意を示した。

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