山下会長、丸山VS一二三一に期待「心配していない」 GS東京大会中止で一騎打ちに

 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長が24日、都内で取材に応じた。12月の開催を目指していた国際大会、グランドスラム東京大会が新型コロナ感染リスクを考慮して中止となったことを受け「ショック」と同時に「ホッとした」と言及。来夏の東京五輪への機運低下も懸念されるが、「準備したことは来年に必ず生きる」と強調した。

 同大会が五輪代表最終選考会になるはずだった男子66キロ級は、丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(パーク24)の一騎打ちによる選考会を12月に実施する方針。イレギュラー方式だが、「世界で勝てる選手はどんな状況でもコンディションを持っていける。全く心配していない」と熱戦を期待した。

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