フェンシング 17歳・小久保真旺が史上最年少日本王者「良いプレーができてうれしい」
「フェンシング・全日本選手権」(26日、ニューピアホール)
男子サーブルの決勝が行われ、昨年高校総体優勝の17歳、小久保真旺(まお=星槎国際高川口)がナショナルチームの先輩でもある吉田健人(警視庁)を15-7で下し、同種目で史上最年少で日本チャンピオンに輝いた。
勝負を決める15点を獲得すると、右手で大きくガッツポーズした。先制点を許すもその後は3連続得点。終始攻めの姿勢を崩さず最後までリードする展開となった。小久保は「思ったよりも緊張して、自分のプレーが出せるか心配だったが、今まで通りに良いプレーができてうれしい」と笑顔を見せた。
27日には新型コロナウイルスの影響で中止となった高校総体の代替大会「High School Japan Cup 2020」の同種目に出場する。今年の高校総体が実施されていれば2連覇がかかっていたが、小久保は代替大会で「優勝できれば」と17日に話していた。日本一となった期待の新星はこの勢いのまま、次は2年連続の高校生チャンピオンの称号をつかみにいく。