14歳玉井陸斗が最年少V「新しい記録、うれしい」3メートル板飛び込み
「飛び込み・日本選手権」(26日、新潟県・ダイエープロビスフェニックスプール)
無観客で行われ、男子3メートル板飛び込みは、玉井陸斗(JSS宝塚)が439・35点で、14歳0カ月の最年少優勝を果たした。寺内健(ミキハウス)が1995年に打ち立てた14歳11カ月を塗り替え、この種目では男女を通じて最年少王者となった。昨年大会では、高飛び込みで13歳0カ月の最年少優勝記録を樹立していた。
2種目で最年少タイトルホルダーとなり「また新しい記録を作れてうれしい」と笑顔。「試合前は結構緊張や不安な気持ちがあったけど、試合中は楽しく挑むことができた。1本でも失敗したら負けると思っていた」と振り返った。
東京五輪代表入りが期待される高飛び込みは、27日に行われる。「2連覇の称号が懸かっているので、自分らしい演技をして優勝したい」と意気込んだ。