聖火リレーは3・25福島スタート 組織委が日程発表、当初の計画維持
東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、聖火リレーの日程を発表した。五輪は来年3月25日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタートし、121日間で47都道府県を回る。新型コロナウイルスの感染拡大で来夏に延期された大会の日程に合わせて日付を1日ずつ前倒しした以外は、当初の計画を維持した。聖火は7月23日の開会式で東京・国立競技場の聖火台にともされる。
既に決定していた約1万人のランナーは優先的に走る。また、大会の方針として位置づけている簡素化に伴い、一部の車両を削減して隊列のスリム化を図る。Jヴィレッジのグランドスタートと、1日の終わりに聖火の到着を祝って行うセレモニーについては装飾や機材の見直しなどによる簡素化を図る。
パラの聖火リレーは8月12日から24日まで開催する。