杉田祐一、全仏初勝利またもお預け 3度目の正直ならず…「経験が明らかに劣る」
「テニス・全仏オープン」(29日、パリ)
男子シングルス1回戦で世界ランキング94位の杉田祐一(三菱電機)は第28シードのカスパー・ルード(ノルウェー)に1-6、3-6、1-6で敗れ、全仏初勝利はならなかった。世界52位の西岡良仁(ミキハウス)は世界22位で第19シードのフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)に7-5、6-3、6-3で快勝し、2年連続で2回戦進出。
三度目の正直とはならなかった。2年ぶり出場の杉田は17、18年大会に続く1回戦敗退。全仏初勝利はまたもお預けとなり「クレーコート慣れしていない。経験が明らかに劣る」と完敗を受け止めた。初戦敗退だった全米オープンから短期間で自信を取り戻せず、3セットで奪ったのはわずかに5ゲームで「(自信を)いち早く取り戻し、いい形で試合に乗り込める状況に持っていきたい」と必死に前を向いた。