師匠代理の枝川親方も感無量「率直にうれしい」 時津風親方手術で急きょ出席
日本相撲協会は9月30日、東京両国国技館で11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)番付編成会議と臨時理事会を開き、秋場所で初優勝した関脇正代(28)=時津風=の大関昇進を満場一致で決定した。
東京都墨田区の時津風部屋で昇進伝達式後、新大関正代が日本相撲協会公式YouTube初の生配信で会見した。
師匠の時津風親方(元幕内時津海)がすい臓炎で29日に緊急手術となり、師匠代理を務めた枝川親方(元幕内蒼樹山)が晴れの舞台に出席。「時津風部屋、相撲道場から57年ぶり優勝と大関が誕生して率直にうれしい。私の師匠、先々代の親方の豊山も喜んでくれている。うれしいしかない」と感無量。
正代の口上も隣で聞き、感激。「緊張してるって言ってたけど、すらすら言うなあと。いいこと言うなあって」と笑みを浮かべた。