「競泳・日本学生選手権」（２日、東京辰巳国際水泳場）

　第２日目が行われ、女子４００メートルリレー決勝は東洋大（白井璃緒、酒井夏海、田中佑季、今井月）が３分４０秒２６の学生新記録で優勝した。白血病から復帰した池江璃花子（２０）＝ルネサンス＝が予選の第３泳者で出場した日大は、山本茉由佳、持田早智、長谷川涼香、小堀倭加で決勝に臨み、３分４５秒４４の３位となった。

　池江は引き継ぎタイムで５６秒１９をマーク。１日のレース後には「１００の練習を全くしていない」と話しており、“ぶっつけ”での出場となったが、予選の２位通過に貢献した。

　マネジメント会社を通じて出した池江のコメントは以下の通り。

　「５７秒台が出るといいなと思っていたら、５６・１秒が出ていてびっくりしました。とにかく自分が頑張らないと決勝には残れないと思っていたから、緊張していたけど泳ぎ始めたら気持ちよく泳げました。５０ｍフリーとは違った緊張感はあったけど、やっぱり自分はリレーが好きだし、リレーだと結果出るなと感じました。１００ｍのレースは練習もしていなかったので、急なことだったけど、ここで１００ｍのレースを経験しておけたことは今後につながると思います」