スピードスケート・菊池純礼2冠も反省「もっとクリアに抜いていかないと」
「スピードスケート・全日本距離別選手権」(4日、帝産アイススケートトレーニングセンター)
女子1000メートルは菊池純礼(24)=富士急=が制し、前日の500メートルとの2冠を果たした。神長汐音(全日空商事)が2位に入った。男子1000メートルは吉永一貴(中京大)が2年ぶりに優勝し、井上瑠汰(中京大)が2位だった。日本スケート連盟は大会後にW杯代表を発表し、吉永、菊池純らが代表入りした。
菊池純は最終カーブでインを突いて先頭に立とうとしたところで、姉の悠希(ANA)に進路をふさがれ転倒しながらゴール。姉は失格となり、2冠達成にも「もっとクリアに抜いていかないと」と反省した。次はロングトラックの全日本距離別選手権(23~25日・長野市エムウエーブ)に照準を合わせる「二刀流」の24歳。「しっかり追い込みベストのパフォーマンスを発揮したい」と次の目標をにらんだ。