ジョコビッチが11年連続8強 ナダルと並ぶ14度目
「テニス・全仏オープン」(5日、パリ)
男子シングルスで4年ぶり2度目の優勝を目指す第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、4回戦で第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に完勝し、11年連続14度目の8強入りを決めた。
四大大会18勝目を狙うジョコビッチは、全仏3連覇中のナダル(スペイン)に並ぶ最多14度目の8強入りを4戦連続のストレート勝ちで決めた。新型コロナ感染が再拡大しているパリで大会は続行され「感謝の思いを強くしている」と述べる一方、4回戦敗退のA・ズベレフ(ドイツ)が発熱しながら出場していたことには「人々はすぐに新型コロナと結びつけるが、コロナが唯一の病気ではない」と冷静な対応を呼び掛けた。