関西学生アメフト17日開幕 関学大・大村監督は「『やり切った』と言える時間を」
関西学生アメリカンフットボール1部リーグに出場する8大学の監督による記者会見が12日、大阪市内で行われ、17日の開幕を前に意気込みを語った。
コロナ禍で、春から各大学が練習の自粛や制限があった中で迎えるシーズンは、通常のリーグ戦ではなく、負ければ敗退のトーナメント形式で実施される。18日に同大との1回戦に臨む関学大の大村和輝監督は「目指しているフットボールを最後までやる。学生が『やり切った』と言える時間を作れればと思う」と話した。
昨シーズン限りで退いた鳥内秀晃前監督の後任となるが、大村監督は「粛々とやっていきたい」と静かに闘志を燃やした。
昨年は関学大との両校優勝ながら、全日本大学選手権西日本決勝での再戦で敗れて甲子園ボウル出場を逃した立命大は、17日に桃山学院大との初戦を迎える。古橋由一郎監督は「対策をされると思うが、自分たちの力を出し切りたい」と話した。