日本サーフィン連盟が大会視察 宗像副理事長、コロナ対策参考に「勉強になった」

 「サーフィン・さわかみチャレンジシリーズ鴨川」(14日、東条海岸)

 サーフィンの国内プロツアーを管轄する日本プロサーフィン連盟の特別戦が、無観客で行われた。東京五輪種目のショートボードの男子1回戦では19年ワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当)代表の大原洋人(23)が、20組を全体トップとなる15・00点で1位通過した。15日からは女子1回戦が開始予定。

 新型コロナ感染対策が厳重にされた今大会を日本サーフィン連盟の幹部が視察に訪れた。大会では社会的距離確保のため、選手やスタッフに運営側が傘を支給。受付や表彰式はフラットフープを地面に置くことで距離を取り、選手が着用するゼッケンは医師の指導のもと消毒された。宗像富次郎副理事長は「一つの事例として勉強になった」とうなずき、「参考にして強化合宿やジャパンオープンの感染予防対策をしたい」と話した。

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