順大1年・三浦 箱根本戦は“花の2区”起用も 長門監督は否定せず「状況次第」
「箱根駅伝予選会」(17日、陸上自衛隊立川駐屯地周回コース)
順大が1位で来年1月の本戦の出場権を獲得した。7月に3000メートル障害で日本歴代2位の8分19秒37を記録したスーパールーキー・三浦龍司(1年)が1時間1分41秒の全体5位で日本人トップだった。
三浦の好記録に、長門俊介監督は「2分30秒は切れるかなと思っていたけど、彼の潜在能力の高さを改めて感じた」と驚きの表情。順大OBで3000メートル障害でリオ五輪に出場した塩尻和也(富士通)と比べても「1年の時の塩尻よりいい練習ができてた」と高いポテンシャルに太鼓判を押した。
箱根本戦では「1番のキーポイントで使いたい。起伏のある所で対応できるかな」と期待を寄せる。エース区間の2区への起用も「状況次第」と否定しなかった。
三浦も「今は6区が希望」としつつも、「1区や2区の前半区間を目指してもいいのかな」。エース区間の出走に前向きだった。