萩野公介がV「また勝負したい気持ちがわき上がっている」400個人メドレー
「競泳・日本短水路選手権」(17日、東京辰巳国際水泳場)
男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、萩野公介(26)=ブリヂストン=が4分2秒75で優勝した。
萩野は前半から大きなリードを奪う攻めのレースを展開。「最後の自由形が疲れてしまった」と振り返ったが、距離が長く負荷も大きい400メートル個人メドレーを、予選決勝と「2本泳いだことが僕の中では1番大きい」と充実の表情で振り返った。
昨季は不振による休養も経験。「スタート台に立つ前から負けていたことも多かった」が、「その気持ちを乗り越えて戦いたい気持ちが出ていた」と言う。
今は「レースで泳げるところまで来て、また勝負したい気持ちがわき上がっている」と萩野。「次につながる。レース前にこうやって行くぞと決めたことを実行できているので、確実に良くなると確信がある」と手応えを語った。