中村親方が佐伯市提訴 昨年PR活動で重傷、引退の引き金に「土俵立つの厳しい」

 大相撲の中村親方(元関脇嘉風)が昨年6月、大分県佐伯市で合宿中に市のPR活動を巡る事故で重傷を負ったとして、市などに損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが19日分かった。市が明らかにした。

 中村親方は佐伯市出身。地元で合宿中に渓流下りのイベントでアクシデントに遭い、昨年9月に引退。記者会見では「佐伯市をPRする企画で右膝をけがしてしまった。リハビリを続けていたが、諦めざるを得ない状況になった」「土俵に立つのは厳しいと実感した」などと引退の経緯を説明していた。

 田中利明市長は「合宿中の事故について、市などが提訴された。訴状の内容を精査し対応していきたい」とコメントを発表した。

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