錦織圭「ショック」右肩故障でヨーロピアン・オープン棄権 次戦26日の出場目指す
男子テニスの錦織圭(30)=日清食品=が20日、ベルギーのアントワープで出場予定だったヨーロピアン・オープンを右肩故障のため棄権した。右肘手術や新型コロナウイルス感染を経て9月上旬に実戦復帰したが、約1年ぶりの四大大会だった全仏オープンでは敗退した2回戦で肩を負傷。全仏後は1大会を回避して休養に充てていた。
錦織はオンライン形式での記者会見で痛みの原因は炎症との見方を示し「思ったより(回復に)時間がかかっている。プレーしたい気持ちは存分にあったのでショックはある」と話した。現地で医師の診察を受ける予定で、次戦のエルステバンク・オープン(26日開幕・ウィーン)出場を目指す考えも明らかにした。
シングルスで世界ランキング36位の錦織は20日の1回戦で55位のパブロ・アンドゥハール(スペイン)との対戦が組まれ、ダブルスにも内山靖崇(積水化学)とのペアでエントリーしていた。