サイバー攻撃発表受け 橋本五輪相「対策を推進」IOC「できる限り最善な環境を」
橋本聖子五輪相(56)は20日、五輪・パラリンピックを狙ったサイバー攻撃が発表されたことを受け、会見で「海外との情報共有を進めながら、関係省庁をはじめ関係組織が一丸となって、東京大会成功へ向けたセキュリティー対策を推進していきたい」と語った。「事柄の性質上、詳細についてのコメントはできない状況」とし、実害の有無についても「情報共有を図りながら対応していかないと。今の段階では申し上げることができない」と明言しなかった。
また国際オリンピック委員会(IOC)は「IOCと大会組織委員会はサイバーセキュリティーを優先分野だと認識し、できる限り最善な環境を整えるために注力している」との談話を発表。近年、サイバー攻撃が急増しているが「問題の性質上、これらの対策については公表していない」としている。