レスリング女子代表3カ月ぶり合宿 川井梨紗子が12月世界選手権に意欲
レスリング女子の日本代表合宿が21日、3カ月ぶりに都内で始まり、東京五輪代表5人らが参加した。新型コロナウイルスの影響で五輪が1年延期となったが、12月には世界選手権がベオグラードで開催予定。57キロ級代表の川井梨紗子(25)=ジャパンビバレッジ=は「今のところ参加したい」と出場の意向を示し、「今年2月から試合に出ていないので(来夏の)五輪前に試合の感覚を肌で感じたい」と話した。
この日は選手全員がマスクを着用しながらという異例の練習を敢行。呼吸が制限される中でのレスリング練習を体感する狙いで、川井梨は「違和感はあったが、心肺機能的にいい練習になるのかな」と効果を期待しつつも「たくさんやるのはキツい」と苦笑いだった。