日本財団ボランティアサポートセンターは22日、東京五輪・パラリンピックで観客らの道案内を担う都市ボランティアのコロナ感染予防のため、リスクが高い休憩場所の消毒や換気の徹底といった配慮を自治体に求める提言を発表した。
提言は、飲食でマスクを外す際に感染リスクが高まるとして、休憩所で多くの人が触れる椅子の消毒などが必要と指摘。このほか、マスク着用など基本的な予防策の徹底、都市ボラと自治体の定期的なコミュニケーション、車いすや視覚障害のあるボランティアも使用できる場所に消毒液を置くことを要請した。
同センターは、コロナの専門家らから意見聴取して提言をまとめた。