橋本五輪相の父・善吉さんが死去「最後に大臣姿見てもらえた」名馬マルゼンスキー生産

 スピードスケートと自転車で7度五輪に出場した橋本聖子五輪相の父で、競走馬マルゼンスキーを生産したことで知られる橋本善吉さんが老衰のため亡くなったことが23日、分かった。橋本五輪相が同日、閣議後の定例会見を行った後、報道陣に対応し、明かした。96歳だった。

 橋本牧場で競走馬の生産を営んできた善吉さんは1964年東京五輪の聖火に感激し、娘に聖子と命名したことでも知られる。

 橋本五輪相は「96歳でしたしね。来年の五輪を見たかったと思うが、最後の最後に私が大臣になる姿もみて、喜んでもらえた。間に合ったなという感じです」と、思いを噛みしめるように話した。

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