ラグビー 伊藤新監督の京産大 関西大学Aリーグ交流試合で摂南大に快勝
「ラグビー・関西大学交流試合、京産大45-17摂南大」(24日、皇子山陸上競技場)
2015年W杯イングランド大会日本代表で、今春に就任した伊藤鐘史監督(39)率いる京産大が、摂南大に45-17で快勝した。17日の立命大戦を含めて2連勝で交流試合を終え、来月8日に行われる立命大とのリーグ初戦(鶴見緑地)へ弾みをつけた。
強風の中、京産大は開始1分過ぎ、ハーフウエー付近からSO西仲がステップを効かせながら切り込み、中央にトライを決めた。13分ごろにトライを奪われたものの、そこから伝統のスクラム、モールを中心にプレッシャーをかけ続けた。
18分ごろには相手陣10メートル付近のスクラムからモールで押し込み、最後はSH広田がトライ。前半は26-12で折り返した。
後半は20分ごろにフッカー梅基がトライ。バックスと一体となった攻撃を織り交ぜ、34分、40分ごろにもトライを重ね、45-17で勝った。
伊藤監督は、47年指導した大西健前監督の後を受け、今季就任した。交流試合は25日まで行われ、関西大学リーグは来月7日に開幕。京産大は同8日の初戦で立命大と対戦する。