桐生祥秀、同郷の競泳・大橋悠依と大学で再会なのに「初めましてって、めっちゃ失礼」
陸上男子100メートル全日本保持者の桐生祥秀(24)=日本生命=と競泳女子の大橋悠依(25)=イトマン東進=が25日、オンラインで行われた母校・東洋大のWebホームカミングデー内で対談を行った。なお、対談は7月22日に撮影された。
同学年で、ともに滋賀県彦根市出身の2人は中学校が隣同士の“ご近所さん”。中学時代のお互いについて、桐生は「水泳部の友達から聞いていたくらい」と話し、大橋は「中学校3年生の時の全国中学の彦根市の表彰式で一緒になって、金メダルをとった人がいると知った」と当時を振り返った。大学での再会を桐生は「高校で中学の時のことを忘れていたので、(大橋に)『初めまして』ってあいさつした。めっちゃ失礼」と笑いながら明かした。
新型コロナの影響で東京五輪が1年延期となったが、桐生は「(延期を)思ったより早く聞いたので、来年に向けての段取りが考えられる時間があった」。大橋も「金メダルを狙うにはもう少し時間が足りないかもと思っていた。時間が足りなくてできないと思っていたことをこの1年で取り組んでいこうと切り替えた」と前向きな姿勢を見せた。
さまざまな競技で徐々に大会が開催され、活気が戻りつつあるスポーツ界。桐生は「結果を出すためにはやるしかない」とプロ魂を燃やす。大橋も「納得できるレースをオリンピックでするために頑張っていく」と成長を誓った。