正代“鬼滅愛”全開 好きなキャラは我妻善逸「戦い方がとても好き」

四股を踏む正代
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 「大相撲11月場所」(11月8日初日、両国国技館)

 秋場所で初優勝し新大関に昇進した正代(28)=時津風=が27日、都内の部屋で稽古後、報道陣の電話取材に応じた。アニメ好きで知られる大関は大ヒット公開中のアニメ映画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」愛を全開。「反響がすごすぎて。すごい気になっちゃっている」と、興奮気味に話した。

 興行収入100億円は歴代最速の封切りから10日で突破と今や社会現象。正代自身、漫画で読み、アニメでも鑑賞し、はまっている。「一応、第一期のアニメの続きを映画化してある。そこは原作通りらしいので。一応内容は知っているけど、どうしても絵が動くとおもいしろそうだなと。見たいなとは思っているんですけど、なかなかコロナもあって足も運べない」。11月場所後もロングラン公開していれば、映画館に足を運びたい考えだ。

 鬼滅の刃は主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が鬼に家族を殺され、鬼となった妹を人間に戻すため、剣士として修行を積み戦うストーリー。正代は「主人公が置かれている境遇といいますか、家族を殺されているというのもありますし、妹を助けるために修行して強くなっていくというところなんじゃないかなと。ちょっと普通のことを言ってしまったんですけど」と、魅力を語った。

 好きなキャラクターは「黄色い髪の我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)」と言う。我妻は普段は弱気でネガティブなキャラクターながら、いざとなれば、無類の強さを発揮する。

 「自分と重ねるのはちょっと違う。恐れ多い」と言うが、正代もかつてはネガティブ発言で知られた。

 「(我妻の)戦い方がとても好き。スピード系の。居合いで一瞬で切る、みたいな。一つの技しか使えない。一つだけしか使えないけど、めっちゃ強い。それだけを極めている。かっこいいなと思って」。常に真っ向勝負を信条に昇進伝達式の口上でも「至誠一貫」の四字熟語を用いた自身にも重なる部分はあるようだ。

 同アニメでは剣士それぞれが、技によって呼吸法がある。我妻は「雷の呼吸」を用いる。正代自身の呼吸法を問われると「腰高の呼吸で」と、悪癖と言われる弓なりに反る立ち合いを口にして笑わせた。

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