2020.10.28

五輪組織委に「感染症対策センター」設置　選手村総合診療所や保健衛生と連携で一元化

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　政府は２７日、首相官邸で、東京五輪・パラリンピックに関する第４回新型コロナウイルス対策調整会議を開いた。選手村で感染者が出た場合を想定し、大会組織委員会に「感染症対策センター」（仮称）を設置。選手村総合診療所や保健衛生の拠点機能との連携で対策を一元化する。対策センターは、本番でメインオペレーションセンター内に設け、医師らを配置する。

　また、例えば無症状だが陽性判定が出た者への対応については、検査で陽性を示唆した場合に複数回の検査を実施するなど手続きを決めておく必要性や、濃厚接触者の特定は競技がチームか個人、多くの接触を伴うものかなども考慮すべきとした。陽性者が出た場合の競技運営の対応については、今後検討していく。