競泳大会、コロナ禍初の海外遠征で新様式 一人部屋、外出制限…松元「正直ストレス」

 競泳の賞金大会・国際リーグ(ISL)に、北島康介氏がGMを務める東京フロッグキングスが参加中だ。24、25日に初戦を終えた選手が27日、会場のハンガリーからオンラインで取材に応じた。

 コロナ禍での初の海外遠征。万全の対策下で大会が運営されているという。マスク着用はもちろん、一人部屋で、3日に一度PCR検査を実施。食事も距離が保たれており、外出には制限がある。

 「正直ストレスはあるけど、試合ができることが幸せなので我慢できる」と松元克央(セントラルスポーツ)。大橋悠依(イトマン東進)は「こういう形がスタンダードになるかもしれない」と言い、今後“新しい生活様式”への適応が、競技への調整に影響する可能性もありそうだ。

 昨年新設されたISLは賞金総額6億円超。10チームが参加する団体戦で、順位に応じて得点が与えられ、チーム総得点で競う。ショーアップされた華やかな雰囲気もあり、萩野公介(ブリヂストン)は「水泳を新しい形で楽しめると思う」。久々の国際大会であり、東京五輪を見据えた強化の場でもあるが、競技内外で新様式満載だ。

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