全柔連が「暴力行為根絶宣言」 宝塚の中学校体罰で再度注意喚起

 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長は30日、兵庫県宝塚市立長尾中柔道部で顧問の男性教諭が男子部員に体罰を加えて重傷を負わせた問題を受け「柔道に暴力は決して存在してはならない。愛のむちなる言葉で美化される暴力は、決して柔道と相いれないものである」など3項目からなる「暴力行為根絶宣言」を発表した。

 全柔連は女子選手に対する暴力指導問題の再発防止を目指し、2013年8月に同様の宣言を発出。一時は改善傾向だったが再び多くの暴力事案が報告され、内容や文言を変えて再度の注意喚起を決めたという。

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